本カードは、アイデア会議の目的やテーマ、状況に沿って、使い方をアレンジしていただいて構いません。
ここでは、特殊ルールの例を示します。
本カードは汎用的な企画開発に対応するように作成したつもりですが、「形のない商品」、つまりサービス業の新事業開発などにおいては一部、センテンス内容がどうしてもアイデア抽出にそぐわない、というご意見も頂戴しております。
そこを無理やり考えることでブレークスルーも生まれるわけですが、以下のカードを予め外しておくことでスムーズなアイデア会議になるケースもあります。お試しください。
「使い方」の事例では、最終的に抽出されたアイデアを、参加者ひとり5点の持ち点法で評価する方法が示されています。
しかし、アイデアを評価する際に「多数決」は愚の骨頂でもあります。
よって、アウトプットされたアイデアの評価方法については考慮すべきと考えています。
ひとつお勧めしたいのは、以下の方法です。
5点法で評価した結果、「1点」のアイデアだけを採り上げ、それらを個々に議論する
つまり、1点のアイデアは、特定の人だけに受ける"尖った"発想と位置づけることができます。万人受けはしないものの、マニアックな共感が得られる可能性があるため、これを成立させるためにはどのような方法があるのか、考えてみる価値があるからです。